食の力を再認識して元気になろう!

食材の栄養素はまだまだ解明されていない成分があります。旬の食材の気になる情報をシェアしていきます。

旬に食べたい食材の力・・・夏 ゴーヤ(にがうり)苦味成分で夏を乗り切る

f:id:info-papa:20210817152914j:plain

別名「にがうり」近年は人気が全国区になってきた夏野菜ですね。
産地と属性
ウリ科の一年生草本。原産地は、熱帯アジア。
日本には、江戸時代に伝わった。日本の産地は、沖縄、鹿児島、宮崎。
 旬は、夏。
栄養成分の働き
 ビタミンCは、キャベツの2倍、キュウリの5倍を含み、熱を加えても破壊されにくいのが特徴。
 免疫力のアップ、風邪や夏バテの予防、疲労回復に役立つ。
 にがみの成分である、ククルビタシンは、毛細血管を強くしたり、血液の循環をよくする働きをすることで動脈硬化の予防に役立つ。
 ストレス性の胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防にも役立つ。
 食欲増進や目の充血を抑える働きも助ける。
 種には、インスリン同様の働きをするインスリン様物質が含まれており、糖尿病予防や治療としても期待されている。
 
栄養成分 
カリウム、カルシウム、カロテン、ビタミンC
ワンポイント
 苦みが苦手なひとは、ワタを取り除き、薄切りにして塩もみすると食べやすくなる。
 胃腸を刺激する効果から食べすぎると腹痛も。
 
保存方法
ポリ袋で野菜室に。
硬めに茹でて冷凍保存も可能。
 
調理法
含まれるビタミンCは熱に強く、βーカロテンは油で調理すると吸収率が上がる。
 水に長くつけるとビタミンは30%流出するので注意を。
 
 ワタや種子も食べられる!?
実はワタなどに苦味はないそうです。
 ワタには果肉の1.7倍のビタミンCが含まれ、種子には肝臓の脂肪の燃焼を助ける効果と言われるリノレン酸が含有。
食べ方は工夫の余地がありそう。
  
苦味の取り方
 スライスして塩もみ、または熱湯でさっと短時間茹でる。
 
 ピックアップ『モモルデシン』
苦味の原因物質のもモモルデシンは20種以上のアミノ酸からなるゴーヤ独特の成分。
胃腸を刺激して消化液の分泌を促す。
粘膜の状態を整える働きがあり、夏バテや食あたり防止に。
急激な血糖値の上昇も抑え、体を冷やす効果もあるので熱中症予防にもなります。
 
 
❤️ クラシルの簡単ユニークレシピ動画です!絶品タルタルチーズのゴーヤボートグラタン