ヘルシー!果実から得られる自然のめぐみ・・オリーブオイル
産地と属性
オリーブは、モクセイ科の常緑高木。
歴史は古く、人類が最初に手に入れたオイルとされる。
小アジアが原産。現在の主な産地は、イタリア、ギリシャなどの地中海沿岸地域。
日本では、明治末期から栽培が始まった。
日本での栽培は、瀬戸内海の小豆島を皮切りに香川県や岡山県などでも行われている。
栄養成分の働き
主成分である脂質は、活動のエネルギー源であり、心臓、循環器、脳、皮膚といった器官や組織をつくる重要な栄養素である。
この脂質は、不飽和脂肪酸のオレイン酸で、悪玉コレステロールを減らし、高脂血症、動脈硬化、心臓病の予防・改善を助ける。胃酸の分泌を促し、腸の働きをスムーズにするのを助ける。
酸化しやすいリノール酸を多く含む他の植物油に比べるとその差は歴然。
栄養成分
脂質、ビタミンE、ビタミンK
糖質量・・0g(100g中)
ポイント
果肉から弱く冷圧してしぼった一番しぼりのエクストラバージンオイルは、オレイン酸をもっとも多く含む。
保存は極端な温度差が苦手。10度〜30度以下の涼しいところに。風味が落ちたら加熱用に。
エキストラバージン
オリーブの実を絞っただけのオイル。酸度が低く、フレッシュな香りと豊かな風味。
できれば生で食したい。
ノンフィルター
濾過されていないバージンオイル。香りが強く、苦味や辛みも。長期保存できない。
ピュア
精製オリーブオイルにバージンオリーブオイルを配合したもの。香りはマイルド。素材の風味を活かしたい時に。
*オリーブオイルカンタン動画レシピ