食の力を再認識して元気になろう!

食材の栄養素はまだまだ解明されていない成分があります。旬の食材の気になる情報をシェアしていきます。

実はすごいやつなんです。エリタデニンで血液サラサラ!・・・しいたけ

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産地と属性

起源は日本をはじめ、中国、インドネシアなどのアジア地域だと考えられている。

日本で食用にされたのは室町時代からで、原木に傷をつけるなどの半栽培が始まったのは江戸時代から。

温暖で多湿な日本の気候はシイタケの生産に適し、今では全国で栽培されている。

特に生シイタケは徳島県、干しシイタケは大分県が最大の産地。

現在流通しているシイタケは8割が菌床栽培で生産。

冬を越した春のシイタケは身がしまってうまみがあり、秋のシイタケは香りがいいのが特徴。

キシメジ科のキノコ。旬は3~5月(春子)、9~11月(秋子)。

栄養成分の働き

シイタケに含まれるエルゴステンは、日光や紫外線にあたるとビタミンDに変化する成分。ビタミンDは小腸でのカルシウムの吸収率を助け、歯や骨の強化に欠かせないビタミンである。

アミノ酸も豊富で、グルタミン酸は新陳代謝を促進し、老化防止に効果あり。エリタデニンは、血液中の過剰になったコレステロールを体外に排泄するはたらきがある。

腸内のコレステロールを排出するのに有効な食物繊維も多く含み、フィトステリンという物質が排出の促進も行うため、動脈硬化や高脂血症、便秘などの予防にも効果を発揮する。

その他がん抑制効果があると言われるβ-グルカンも有名。

栄養成分

炭水化物、カリウム、食物繊維、エルゴステン(干すとビタミンDに)、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6

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注意点

水で洗うと風味が落ちるため、汚れは軽く払って落とすか、しめらせたキッチンペーパーでふき取るようにする。

カサが開いてきているもの、黒っぽいものは古いので避ける。

アレルギー体質の人が食べると、症状が悪化することがあるので注意。

特に、生焼けのシイタケは危険。

エルタデニン

シイタケやマッシュルームから抽出される特有の成分。

血液中の悪玉コレステロール量を低下させる。

コレステロール代謝が良くなると、血流がよくなり、血栓ができにくくなる。

動脈硬化や血圧上昇を抑えるので、生活習慣病の予防に効果があると言われる。

シイタケにはマシュルームの100倍存在する。

水に溶けやすいので干し椎茸の戻し汁にも含有。

熱にも強いので出し汁ごと摂取が良い。

冷凍で栄養価アップ

冷凍すると、細胞内の水分が膨張して細胞壁が壊れるため、栄養分や旨味が溶け出し、体内の吸収がしやすくなる。

柄の部分は冷凍で食感が変わってしまうので冷凍はかさ部分のみがいい。

使うときは凍ったまま調理した方が水分が抜けなくていい。

*カンタンオススメレシピ動画

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