食の力を再認識して元気になろう!

食材の栄養素はまだまだ解明されていない成分があります。旬の食材の気になる情報をシェアしていきます。

日本人の刺身イメージナンバーワン。味よし栄養よしのマグロの旬!

 

f:id:info-papa:20211122221058j:plain

トロ部分にはDHAやEPAが!
英名Tuna  エネエルギー100g中125kcal~344kcal /糖質量100g中0.1g

産地と属性

サバ科の魚で、おもに南北太平洋でとれる。

温暖海域を回遊するため、大西洋やインド洋など世界中に分布する。

クロマグロ、キハダ、メバチ、ビンナガなどの種類があり、ホンマグロは大きいものだと体長4m、体重300~600㎏にもなるる。

通常マグロと呼んでいるのは、クロマグロを指す。

脂質が高い腹部の身を「トロ」とい、特に脂ののった部分を「大トロ」、やや劣るものを「中トロ」と称する。一般的に「大トロ」は腹肉の前部、「中トロ」は腹肉の後部である。

ひと昔前までは脂の多いトロは敬遠され、赤身が好まれていたが、戦後食文化が洋風化するにしたがって脂肪のおいしさに嗜好(しこう)が移り、重宝されるようになった。

 

栄養成分の働き

良質なたんぱく源は、筋肉・臓器・皮ふ・毛髪・血液など、体全体の生成に役立つ。

記憶力をアップ、脳の老化の防止、コレステロールの低下に作用するDHA(ドコサヘキサエン酸)は魚ではトップクラスの含有量。

また、血栓を溶かし、血液をサラサラにして動脈硬化・心筋梗塞を予防するEPA(エイコサペンタエン酸)も豊富に含む。

動脈硬化・老化防止・発がんを抑制する働きがある、セレンという成分も含まれているといわれている。

 

栄養成分

たんぱく質、カリウム、リン、レチノール、ナイアシン、ビタミンD、ビタミンB6、B12(種類によってビタミンB1、B2のものも)、マグネシウムなど

 

注意点

旬のトロの脂肪分は40%にもなるので、肥満が気になる人は控えめに。

 

ポイント

トロも赤身も、深みのある赤い色で鮮やかなものを選ぶとよい。

さく売りを選ぶときは、筋目が縦に入っているものがよい。

マグロ缶=ツナ缶ではない!

生物学上の分類ではマグロとカツオは異なるが、世界的なツナ缶の材料はカツオ。どちらも栄養面では遜色なし。カロリーは油漬けは水煮の5倍。

*カンタンマグロレシピ動画

www.kurashiru.com