食の力を再認識して元気になろう!

食材の栄養素はまだまだ解明されていない成分があります。旬の食材の気になる情報をシェアしていきます。

ただ肝臓に良いだけではないのだ・・うこん

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肝機能を高めるクルクミンは有名です。
英名:Turmeric 鬱金 エネルギー100g中312kcal 

産地と属性

ショウガ科ウコン属の多年草。原産地は、インドなどの熱帯アジア。

日本の産地は、沖縄。室町時代に伝わり、「うっちん」と呼ばれ、薬草として珍重された。今でも、うっちん茶は二日酔い防止で沖縄ではポピュラー。

食品の色づけやスパイスとして普及。

日本では、鬱(うつ)を払うという意味でウコン(鬱金)と呼ばれるようになった。

秋に花をつける秋うこん、春に花をつける春うこん、切り口が紫色のガジュツを紫うこんと呼ぶ。一般にうこんといえば秋うこんを指す。

栄養成分の働き

黄色い色素成分クルクミンが、アルコールの分解を助け、胆汁の分泌を促し身体機能を整える。抗酸化作用、殺菌作用、解毒作用にも役立つ。

ウコンは、胃を丈夫にし、コレステロールを下げる作用を助ける働きもある。肝炎や、高脂血症、胆石、胃炎、胃潰瘍などの生活習慣病を予防するのを助ける。

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栄養成分

タンパク質、カルシウム、カリウム、鉄、ナイアシン、ビタミンB群、ビタミンE、サポニン、レシチン、イソフラボンなど

ポイント

特有の土くささがあるので、調理する時は必ず加熱をする。カレー粉として使う際は、一度炒めてから使用する。

クルクミン

ポリフェノールの一種で特に秋うこんに多く含まれる黄色の色素成分。抗酸化作用を始め肝機能を高め、二日酔いの予防やコレステロールを低下させる働きがある。

病気の原因になるタンパク質の蓄積を予防するので、アルツハイマー病の予防に注目されている。

また、宇宙飛行士の放射線による影響を防ぐために、宇宙食のカレーにも使用。

*健胃作用に・・・うこん(クルクミン)+かぶ(アミラーゼ)の組み合わせを!

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