目の疲れに効くアントシアニンが豊富!・・・ブルー・ベリー
産地と属性
ツツジ科スノキ属。原産地は北米。
20世紀に生まれたあたらしいフルーツ。日本では1960年代後半から、栽培が始まった。
栄養成分の働き
豊富に含まれるカリウムは、高血圧の予防に役立つ。
ビタミンEは、動脈硬化、老化の防止に役立つ。
青紫の色素 アントシアニンは眼精疲労、夜間の視力低下、胃潰瘍の症状を和らげる。
アントシアノサイドという物質は大腸菌や感染症の細菌を殺すため、下痢止めとして役立つ。血管壁にコレステロールが沈着するのも抑制し、動脈硬化の予防にも役立つ。
抗酸化作用のあるポリフェノールは、心臓病やガンの予防を助ける。
栄養成分
カリウム、ビタミンE、カロテン、食物繊維
注意
輸入品を食する場合は、特に丁寧に水で洗って農薬を洗い落とす。
ポイント
目の不調の改善を期待するさいは、生よりも栄養価の高い乾燥した、かつ野性のものを。
アントシアニン
赤〜青〜紫の色素成分で抗酸化作用を持つポリフェノールの一種。
アントシアニンは500以上の種類があると言われ、その中にはナスニンやシソニンも含まれる。
目は、外から入ってきた光により、網膜で結ばれた橡を信号に変換、見えたと確認する。その信号に関わるのが視神経細胞にあるロドプシンという色素成分。
ロドプシンは分解と再合成を繰り返しているが、その再合成に関わるのがアントシアニン。
アントシアニンには目の健康を維持する働きのほか、生活習慣病予防効果も。サプリメントも多いが過剰摂取には注意を。
より効果の高いビルべりー
ブルーベリーの近縁種で、アントシアニンの量はブルーべりーの倍以上。
ただ国内生産はほとんどなく、冷凍品や加工品、サプリメントでの入手がメイン。
*かんたんブルーベリーレシピ動画
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