やっぱり毎日摂りたい!疲労回復にもりんご。今輪切りがおすすめな理由。
産地と属性
バラ科の落葉高木樹。
原産地は、中央アジア。
日本の産地は、青森、長野、岩手。旬は、秋。日本では明治時代から栽培が始まった。
日本の生産は世界第9位。
りんごは人類が食べた最古の果物とも言われる。
欧米では「1日一個のりんごは医者を遠ざける」と言われるほど栄養成分豊富で健康維持には欠かせない身近な果物。
栄養成分の働き
食物繊維のペクチンが、胃腸の調子を整え、下痢や便秘の症状の改善を助ける。
カリウムは、血中のコレステロール値や血圧を下げたり、体内に入った添加物など有害物質を排泄したりするのを助ける。
赤色のもとであるアントシアニンは老化のもとといわれる活性酸素を排除するのを助ける。
甘みはショ糖、果糖、ブドウ糖などで、体内にエネルギーに変わる。
酸味はリンゴ酸で、疲労回復にも役立つ。
また、強い抗酸化力を持つリンゴポリフェノールを含む。
栄養成分
カリウム、リン、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維
注意点
ビタミンC破壊酵素を含むため、他の野菜や果物とジュースにするさいには、レモン果汁などを加える。
レモン果汁が、破壊酵素の働きを抑える。
ポイント
食物繊維のペクチンは、果実より皮に多く含まれるので、よく洗って皮ごと食べる。
輪切りりんごのオススメ
実はりんごは皮周りが一番甘いので皮ごと食べたい。
また輪切りにすると芯ギリギリまで食べられる。
保存も平らな面をラップで包めるので乾燥も防ぎ、美味しさキープ。
またそのまま冷凍にすれば三週間保存可能。出して5分ぐらいの半解凍のしゃりしゃり感もいい。
有効成分は皮とその近くにあり
皮の赤い色素はポリフェノールの一種のアントシアニン。眼精疲労の回復に期待。
活性酸素の抑制にも!果肉よりも皮と皮の下に多く含まれる。
りんごの蜜とは?実は。。。
中央の透けた部分を「蜜」と呼ぶが、これは糖アルコールのソルビトールで、果肉より糖度は低い。
ソルビトールは浸透圧が高いので周りの組織の水を引き寄せるので蜜状を示す。甘くはないが完熟状態を示している。
リンゴポリフェノール
リンゴに含まれるポリフェノールをまとめてリンゴポリフェノールと呼ぶ。
主成分はカテキン類とその重合体のプロアントシアニジン類など。
極めて強い抗酸化作用をもち、最近の研究では抗アレルギー、抗がん、脂肪吸収抑制など様々な作用が認められる。
その他、アントシアニン類、ケルセチンなどのポリフェノールも含む。
りんご酸(有機酸)
りんごに含まれる酸味がりんご酸で、有機酸の一つ。
ワインや様々な飲料や食品に酸味料として使われる他、PH調整剤や乳化剤としての利用も。疲労回復と抗菌作用は有名です。
オススメ食べ合わせ
*高血圧予防・・・りんご+豚肉
*便秘改善・・・・りんご+ヨーグルト
*カンタンりんごデザートレシピ動画
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