食の力を再認識して元気になろう!

食材の栄養素はまだまだ解明されていない成分があります。旬の食材の気になる情報をシェアしていきます。

豊かな芳香で喉の炎症を抑える・・・冬には「カリン」がいい!

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英名 Chinese quince 花梨 エネルギー(100g中)68kcal 糖質量9.4g

産地と属性

バラ科落ボケ属の葉高木。

中国原産。

いつ日本に伝わってきたか、明確な時代は不明。

別名「安蘭樹(アンランジュ)」、中国では「木瓜(モッカ)」。日本では「花梨」と書く。

果実を食用として使い、ハチミツ漬けや砂糖漬け、ジャムやカリン酒に使われている。

栄養成分の働き

せきやのどの炎症、風邪の症状を抑える効果があるといわれている。

酸味成分のクエン酸やリンゴ酸には、疲労回復効果がある。

栄養成分

タンニン、ビタミンC、リンゴ酸、クエン酸、アミグダリン

注意

果実は固く渋みが強いので、生で食べるには向かない。

ポイント

カリンそのものに強い香りがあるので、部屋に置き、芳香剤として用いてもよい。保存は新聞紙で包み、常温で。

カリン酒の作り方

カリンをぬるま湯に浸し、スポンジを使って表面のぬるつきを丁寧にとる。水気を拭いたカリンを1〜2cmの輪切りにし、砂糖とともに広口瓶に入れてホワイトリカーを注ぐ。砂糖はカリンの5分の1を目安に。蜂蜜でも可。半年ほどで飲み頃に。

*カリンのカンタンレシピ動画。これは珍しい!

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